女性が好調なのは月に9日間だけ│生理周期による心身の変化

女性の心と身体のバランスは月経周期により、大きく揺れ動きます。

女性ホルモン分泌量の影響により、1か月のなかで、肌艶も良く、ポジティブな時期があったり、はたまた、食欲が止まらなく、神経質な時期があったりするのです。

現在どの時期にあたるかによって、生活行動の向き、不向きが決まってきます。

生理について、正しい知識をつけることは、日々の生活の質の向上に繋がるのです。

まずは生理についての基本知識についてみていきましょう。

生理のしくみ

〇生理とは

女性は、約1ヶ月の周期で、卵子を排出します。子宮は排出された卵子が受精卵(妊娠)になるのに備えて、子宮内膜を厚くします。しかし、妊娠しなかった場合は、子宮内膜は不要となるので、出血をともなってはがれ落ち、体外へ排出されます。これが生理のメカニズムです。

〇月経周期

個人差はありますが、およそ25〜38日周期です。
(生理が始まった日〜次の生理が始まる日)

〇生理は何日続くか

通常3〜7日間続きます。

女性が好調なのは月に9日間だけ

1番言いたかった結論を先に述べます。
女性が心身共に好調なのは、卵胞期と呼ばれる生理終了後〜排卵日までのおよそ9日間のみです(7〜14日)(個人差有り)

この時期は、代謝があがり痩せやすく、肌が潤い髪艶もよくなるだけでなく、社交的になり、やる気や集中力もあがるという絶好調状態です。

卵胞期は、月のなかで最も女性の魅力が高くなる時期で、デートに出かけたり、美容エステやダイエットなんかをするのにも適しています。

しかし、裏を返すと、1か月のうち残りの20日間程は全て不調ということになります。

女性は20日の間ずっと、不安定だったり、イライラしたり、つらくてしんどい時期を過ごしています。

夫婦間の喧嘩はこの時期、とりわけ、生理前の黄体期に起こり易いです。

男性の方はまず、「女性は月の3分の2はホルモンバランスの影響で体調がよくない」という事を頭に入れておいて下さい。

次にそれぞれの期間の特徴を細かくみていきましょう。

月経周期による心身の変化

〇女性ホルモンの分泌

月経周期のなかで、体調変化のリズムを生み出しているのが、2つの女性ホルモン、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌バランスです。

卵胞ホルモン(エストロゲン)・・女性らしさを作るホルモン→女性らしい体、髪肌ツヤツヤ、前向き
黄体ホルモン(プロゲステロン)・・妊娠に関わるホルモン →食欲増進、体がむくむ、イライラ

大雑把にいうと、

卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が多いと好調。

黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が多いと不調となります。

〇4つの時期

月経周期は、そのときのホルモン状態から、大きく4つに分けることができます。

①卵胞期(らんほうき)
卵胞ホルモンが沢山分泌され、とても快適に過ごせる絶好調の時期です。
代謝が上がり、血行がよくなるので、ダイエット効果が現れやすく、髪や肌の艶が増しま す。
社交的になり、やる気、集中力もアップします。

②排卵期(はいらんき)
卵胞ホルモンの濃度が一気に下がって、黄体ホルモンの分泌が始まり、不安定な気持ちになる時期です。
太りやすくなり、肌の皮脂分泌が高まります。
ホルモンバランスの急激な変動にあわせて、感情の起伏も激しくなりやすい時期です。

③黄体期(おうたいき)
黄体期ホルモンが沢山分泌され、イライラする絶不調の時期です。
体温が上がり、血行が悪くなるで、ニキビやシミができやすく、体がむくんで、腰痛や便秘になりやすいです。食欲のコントロールがしにくくなり、甘い物が食べたくなります。
喧嘩腰の態度になり、情緒不安定が続きます。

④月経期(げっけいき)
卵胞ホルモン、黄体ホルモン濃度が共に一気下がり、つらくてしんどい時期です。
体温が下がり、血行も悪いため、体が冷えて、頭痛や胃痛など生理痛を感じます。
憂鬱な気持ちになり、やる気、集中力が落ちます。

卵胞期(生理後)の夫婦の過ごし方

卵胞期は心が安定し、女性としての魅力が高い時期です。

夫婦お互いに予定があえば、一緒にお出かけしたりアクティブに行動するのがお勧めです。

また、夫婦の大事な話し合いや家族会議の必要がある場合は、この時期がよいでしょう。ネガティブな受け取り方をして口喧嘩になる心配も少ない為です。

もし、旦那さんの仕事が忙しい場合は、パートナーのサポートをきちんとしつつ、ダイエットやエステ等の自分磨きにも挑戦するのに適しています。

黄体期(生理前)の夫婦の過ごし方

黄体期は心も体も不安定な時期です。

夫婦としては、人ごみに出かけたりするのは避け、ゆっくりとした時間を過ごすのがお勧めです。

旦那さんがパートナーのサポート役となり、程よい距離で接しましょう。特に、旦那さんはこの時期に、奥さんとどう接すればよいかわからず、頭を悩ませる事が多いかと思います。よろしければ詳しくまとめた以下の記事も併せてお読み下さい。

『普段はあんなに優しいのに..』生理だと、人が変わったかのように...

奥さんは、なるべくリラックスできる環境に自分を置きましょう。ストレスを回避することを心掛け、軽い運動で汗をかいたり、好きなことをして気分転換し、よく寝て朝日を浴びるようにしてください。

旦那さんにも生理前でつらい時期であることを説明し、理解を求めるとよいです。

無理は禁物です。過度なダイエットやハードワークは効果が薄く、からだに大きな負担となるので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。