夫がマザコンすぎてつらい│マザコン旦那を認める為には

マザコンとは

“マザーコンプレックスとは、母親に対して青年が強い愛着・執着を持つ状態を指す。” (Wikipediaより引用)

原因

マザコン気質になるかどうかは、とりわけ少年時代の家庭環境が大きく影響するようです。

主に以下の説があります。

・父親からの愛情を充分に受けなかった

・厳しい教育ママだった

〇父親からの愛情を充分に受けなかった

父親が不在または、仕事に忙しく子育てに非協力的で、幼少期に父親からの愛情を充分に受けなかったことがマザコンになる原因になるケースがあるようです。

父親が育児に非協力的ですと、そのぶん母親が過度に子供を大切に育てるようになりやすく、子供は歳を重ねても『なんでも母親がやってくれる』状態から自立できず、母親に甘え続けて、その結果マザコンになる人は少なくありません。母親も同様に子供が大人になってからも、「息子離れ」できていない場合が多く、母親は息子の世話をすることを心の拠り所としており、親子が依存関係を築いてしまっているのです。

〇厳しい教育ママだった

母親が教育熱心すぎる場合も、マザコンの一因となってしまうことがあるようです。

子供がやること全てを母親が厳しく管理すると、子供は自分で目標をたてて、一人で決断して物事を成し遂げることが苦手になりやすいです。

母親の望む高校や、大学への進学を強制させられ、もしもその通りできなかった場合は母親に強く叱られたり、泣いて悲しまれるといった経験をすると、子供は自分の為に努力するというより、母親に認めてもらうことが目的となってしまうでしょう。

このケースでは母親のことは嫌いと思っているのだけれど、潜在的にマザコンになってしまっている場合が多く見受けられます。子供の全てをコントロールしたいという偏った愛情を放つ母親に対して、強い不満を抱えて育ったため、『本当に子供のことを思ってくれるまっすぐな愛情を受けたい』という気持ちが、子供の心を縛りつけ、マザコンになってしまうことがあるようです。

マザコンの特徴

自分の母親の料理が1番

自分1人じゃ決められない

妻より母親の方が大切

母親としょっちゅうLINE

マザコンをポジティブに捉えるには

大物に多い

マザコンの傾向がある男性には大物になる可能性があるといわれています。

たとえば歴代の首相である鳩山由紀夫や橋本龍太郎、安部晋三らはマザコンといわれています。安部元首相のお母さんである洋子さんは「ゴッドマザー」と呼ばれており、安部元首相を溺愛。安部元首相の自邸は、2階に元首相夫妻、3階には洋子さんが住む2世帯住宅で、時間があると元首相は3階の洋子さんの元に訪れいたそう。そんな安部元首相のマザコンぶりに疲弊した昭恵夫人は、義母である洋子さんとの距離をとりたく1階で過ごすことが増えたという噂もあるようです。

また、時代を遡ると豊臣秀吉や野口英世もマザコンとして有名だったとされています。

大物に多い理由は、古くはマザコン気質の男性は、故郷の母親に自分が成長した姿を見せて安心させたいという親心から、社会的に成功するために努力する傾向があるからだといわています。

また、大物になるマザコン男性の母親は、有能な教育ママであることが挙げられます。安部元首相のお母さんである洋子さんも岸信介元首相の娘であり、安部元首相は首相になってからも洋子さんからのアドバイスに耳を傾けていたそう。「俺ほどマザコンいないんじゃないかな」と発言したビートたけしのお母さんも講演会を沢山こなす有名人だったそうです。このようにマザコンは必ずしもネガティブなものではないかもしれません。

欧米と比べる

欧米の家庭は日本の家庭に比べて高い割合で、親子同士の距離感が非常に近いといえるでしょう。

個人差はありますが、欧米の男性は母親が好きであることを照れることなく表現します。アメリカでは、大人であってもハグやキスを欠かさず、「ママ愛しているよ」と直接伝え、ママに関するタトゥーを掘っている人もいたりします。

イタリアでは、結婚した後でも母親と頻繁に電話する人は少なくなく、週に1回はマンマの手料理を食べにいくのが当たり前なんて人も。自分の息子だけでなく義理の娘にもしょっちゅう電話をかけてくる場合もあるようです。

但し、欧米では日本に比べて、結婚しても家族同士のつながりが密であることを社会が許容しているようです。結婚後も母と息子がべったりなのは、「絆が強い家族」であり、母親に依存していてもあまり重要な問題だとは認識されていません。

中には、何か決める時は必ず「ママに聞いてみるね」とママの許可なしでは行動できない人や、アイロンがけは必ずママにお願いする人など、過度に母親に依存している場合は、アメリカですと「mama’s boy」、イタリアですと「マンモーニ(Mammoni)」と表現され、揶揄される場合もあるようです。

欧米が日本に比べて、マザコンに対して寛容である理由は、義母と嫁の関係もうまくいっていることが挙げられます。欧米では嫁に入るという意識はなく、新しい家族をつくるという意味合いが強いです。その為、嫁姑の立場は対等であり、姑が上という意識がある日本の嫁姑問題でありがちな、陰湿な嫌味やいじめが少ないと思われます。義理の両親との距離感が近くても、仲良く協力的で、夫婦のことを尊重してくれる信頼関係が築けると、意外と心地よく、心強いものなのかもしれませんね。

現代では女性もマザコン

男性は結婚後も母親にやさしくするとすぐマザコン認定されてしまいますが、女性の場合だと「仲のいい親子」としてポジティブに扱われる場合が多いです。

女性も、「頻繁に母親と連絡をとる」や「お母さんが一番の友達」、「家事や育児はお母さんに手伝ってもらうのが当たり前」、「お母さんの言うことは絶対」などなど、マザコン男性と大して変わらない特徴の人は多く、母親に依存しているといえます。旦那さんがマザコンであることにうんざりしている奥さんも実はマザコンだったなんてこともあります。

やたらと母親のことばかり話題にする旦那さんにイラっとしてしまう奥さんは、『もしも逆の立場だったら』を考えるといいかもしれません。自分が母親の話をした時、旦那さんはどんな風に聞いてくれますか?奥さんが自分の母親にべったりなことに嫌悪感を抱いている男性は少ないように思います。深く考えず、『家族思いなのはいいことだね』とさらっと聞き流せるようになると楽になるでしょう。